FANDOM


Highclerecastle 6653 R

世界100カ国以上で放送され、エミー賞やゴールデングローブ賞をダブル受賞するなど世界的に大ヒットしているドラマ『ダウントン・アビー』。日本でもシーズン4がNHK総合テレビで放送中で、5月8日(日)からはスターチャンネルでシーズン5とファイナルとなるシーズン6が連続で独占日本初放送の予定となっており、好評を得ています。

世界各国の視聴者を夢中にさせるその魅力は、イギリスらしさが溢れる貴族社会、貴族と使用人たちが繰り広げるメロドラマ、20世紀初めのイギリスのファッションなどのライフスタイル、そして、20世紀初めの趣を残すイギリス各地のロケ地などがあります。このブログではそのロケ地に注目して『ダウントン・アビー』の魅力に迫っていきたいと思います。今回はタイトルにもなっている大邸宅“ダウントン・アビー”のロケ地であるハイクレア・キャッスルをご紹介します。

ドラマでは、ダウントン・アビーのお屋敷はイギリス北部ヨークシャーにある田園地帯にある設定ですが、ハイクレア・キャッスルはイギリス南東部ハンプシャーとバークシャーの間に建っています。

ハイクレア・キャッスルはロンドンの国会議事堂を設計した建築家チャールズ・バーリーが第3代カナーヴォン伯爵のために設計。その設計では、8世紀にウィンチェスター司教が所有していた古い城を基礎とし、壮大で豪華なジャコビアン様式が取り入れられました。そして、チャールズ・バーリーが国会議事堂の建設終了後の1839年から改築が行われ、現在のハイクレア・キャッスルとなったのです。

現在の管理者は8代目カナーヴォン伯爵夫妻。カナーヴォン伯爵家は1679年よりハイクレア・キャッスルを管理しています。7代目伯爵は現イギリス女王のエリザベス2世と旧友で、彼がハイクレア・キャッスルを管理していた時にはエリザベス女王もこのお屋敷を訪れていたそうです。

Highclerecastle 6698 R

そして、5代目カナーヴォン伯爵は古代エジプトのファラオやツタンカーメンの墓の発掘の資金提供者としても有名で、『ダウントン・アビー』には登場しませんが、お屋敷内には発掘に関連した展示室もあります。また、8代目カナーヴォン伯爵夫妻は『ダウントン・アビー』の脚本家ジュリアン・フェロウズとも旧友で、彼がハイクレア・キャッスルを訪れた際に、ここを舞台とした『ダウントン・アビー』のアイデアが生まれたそうです。

ハイクレア・キャッスルの広大な敷地は2000ヘクタールにものぼり、東京ドーム400個以上分の広さになります。その広大さはハイクレア・キャッスルのオフィシャルページの敷地画像からも想像できます。実際に訪れた時も敷地に入るためのゲートからお屋敷前の入口であるビジター・レセプションにたどり着くまでに車で5分以上もかかるほどでした。ちなみに、ビジター・レセプションはシーズン1第2話冒頭で、ベイツが通り抜ける門の場所になります。

お屋敷の裏に広がる南側の庭もとても大きく、庭の先には湖も見えます。敷地内には牧羊地もあり、乗馬や狩りのシーンもその広大な敷地内で撮影されています。

シーズン1では図書室から見える東側の庭でガーデン・パーティーが行われたり、その先にはシーズン2イーディスゴードンが話し合っていたジャックドゥキャッスルが建っています。

その他にも、シーズン4コーラの散歩シーンで登場するモンクズガーデンや、ウォールドガーデンなどの庭園もあります。『ダウントン・アビー』では多くの散歩シーンがありますが、ハイクレア・キャッスルの周りに何があるか注意してドラマを観るのも面白いですよ。

次は屋敷内のご紹介。見取り図の真ん中下にあるエントランスホールを抜けてハイクレア・キャッスル内に入ります。

From-the-victorian-country-house-by-mark-girouard

すると、シーズン4で音楽会やジャズの演奏が行われるなど数多くのシーンが撮影された大広間が出迎えます。

大広間の向かって右側にはダイニングルームがあります。ドラマ内ではテーブルクロスが使用されていますが、実際のハイクレア・キャッスルではテーブルクロスは使用されていません。これはテーブルが非常に高価なため、傷を付けないように撮影時に使用しているのだそうです。

続いて大広間の向かって左側にはドラマ内でロバート伯爵の書斎としても使用された大図書室。シーズン2では戦争で負傷した兵士たちの療養所となっていましたが、実際にハイクレア・キャッスルも二度の世界大戦中に負傷した兵士の病院として使用されていました。

そして、図書室から音楽室を抜けると応接間に出ます。多くのシーンで使用される応接間ですが、そこにあるシャンデリアなど調度品の数々は、そのままドラマ内でも使用されています。

大広間の向かって右にある階段を昇った二階にはコーラメアリーたちの寝室があります。実はハイクレア・キャッスルの寝室はシーズン3以降では使用されていません。実際の寝室はそれほど大きくはなく、カメラなどを入れたりするのが大変なため、イギリスのロンドン西部にあるイーリング・スタジオ内にハイクレア・キャッスルの寝室を正確に表現したセットを作って、そこで撮影しています。

ハイクレア・キャッスルにはシーズン4まで登場していない音楽室や喫煙室などの部屋もありますが、今後のエピソードで登場するかもしれませんね。

一方で、使用人たちの階下の部屋も、寝室と同様にイーリング・スタジオで撮影されています。リアルさを追求するためにイーリング・スタジオの階下の部屋もハイクレア・キャッスルの実際の使用人エリアの配置どおりに作られています。

ドラマ『ダウントン・アビー』の中心でもあり、貴族社会の豪華絢爛さを体現するハイクレア・キャッスル。各エピソードでどのような場所が撮影に使われているかも注目してみてはいかがでしょうか?『ダウントン・アビー』の世界をより一層楽しむことができること間違いありません!

次回はドラマ内でも多くのシーンがあるダウントン村ロケ地であるバンプトンを紹介します。


『ダウントン・アビー』ロケ地コラム 第2回 バンプトン編

『ダウントン・アビー』ロケ地コラム 第3回 シーズン3&4編

『ダウントン・アビー』ロケ地コラム 第4回 シーズン1&2編

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki